[with audio] #109
【音声配信】ハチャメチャ雑談〜時には異星人のように【第22回】
テーマ: ボイスチェンジング,変える声ケロケロ!,創作論[文化資本と作者の死(ブルデューやバルトらの引用)に絡めて],etc…|
時間: 約 65 分|
料金: 無償(サイト共通)
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紹介文
宇宙人になってみたり,ちょっと真面目なトークもしたり.
哲学的・抽象的な考え方が批判的・自律的態度を高めるが,「正解探しのゲーム」をさせられている教育では不確定・不確実な時代を生きる力(=変化し続ける状況に応答する忍耐力)は鍛えられないという考えも後半に語っています.
ちなみに引用元のブルデューの理論では,「文化資本」について,それらの違いが社会的な不平等を再生産する要因として説明されています.一方,私は「ある文化を共有できる(楽しめる)かどうか」という観点から,少し異なる趣向で自論を展開しています.
彼の理論にあるような「格差を生んでしまう問題としての資本」を扱った複雑な問題としては取り上げておらず,私は「作品やその文化はなぜ親しまれ得るのか」,また「作品は公開されたと同時に作者の元を離れ,鑑賞者の数だけ作品がある」という考えを説明しています.それに際してロラン・バルトの「作者の死」概念の名称を述べましたが,もう少し厳密性を意識した方がよいかもしれないと反省しています(つまり学習不足の実感を持っています).
とはいえ,「作品をそもそも楽しめるかどうか」「感じ方が人それぞれ違う(解釈の多様性)」という点を「それはなぜか?」と問うことや「単線的な因果によってスティグマを助長することなどはせず,データの傾向からその理由を分析することの倫理的大切さ」をお伝えできたことは有意義であったと思っています.個々人における,ある文化の楽しめる幅や共感できる範囲の差について,たとえば「ワキガ音楽」やオゲヒンなギャグ要素を楽しめるかどうかというのは,幼少期の文化体験(ギャグ漫画やお笑い番組などを視聴する環境にあったかどうか)が影響するのではないかという考えを述べています.
今回もお楽しみくださいね!
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中音質: "128kbps mp3";
(参照先: Google Drive ストレージ)
"【音声配信】ハチャメチャ雑談〜時には異星人のように【第22回】 - Sys. T. Miyatake (Date of recording: Sep 26, 2025.)" Talk Audio(Date of website launch: Sep 26, 2025.)
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[ Sys. T. Miyatake, (Sep 26, 2025. Last modified: Sep 27, 2025.;) ]